五百年後のコロンブス
著者
書誌事項
五百年後のコロンブス
晶文社, 1992.7
- タイトル別名
-
Voyage avec Colomb
五百年後のコロンブス
- タイトル読み
-
ゴヒャクネンゴ ノ コロンブス
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注記
年表:巻末pi-iii
内容説明・目次
内容説明
新大陸「発見」から500年。ジェノヴァの路地からアフリカの海岸へ、カリブの島々から中央・南アメリカへ、『ル・モンド』紙の記者がコロンブスの足跡をたどる。「発見」はのちの世界に、どのような影響をおよぼしたのか。先住民とその文化の破壊、植民地の形成と資本主義の発展、南北問題、ナショナリズム…。大統領から歴史学者、水夫、詩人、大司教、500年祭実行委員まで、80人におよぶ人びとの生の声を紡ぎながら、いま世界が抱えるさまざまな問題の根を探る。フランスを代表するジャーナリストによる、深い知性と洞察力に裏打ちされた優れたノンフィクション。
目次
- 1 旅立ち
- 2 残酷な街
- 3 アフリカへの門
- 4 かくも長き祭り
- 5 スペインのルネサンス
- 6 ユダヤをめぐる謎
- 7 見知らぬ水夫
- 8 火山と大洋のあいだ
- 9 奴隷の家
- 10 まばゆい新世界
- 11 コロンブス、チェ・ゲバラ、カストロ
- 12 国家のための麻薬密売
- 13 もうひとりのクリストファー
- 14 神父の大統領
- 15 西インド諸島の破壊
- 16 アメリカ大陸の枢機卿
- 17 引きさかれたイスパニョーラ島
- 18 アメリカン・ドリーム
- 19 ヨーロッパ統合という狼
- 20 カリブ族の記憶
- 21 歴史からの疎外
- 22 インド人とアフリカ人
- 23 ヤノマミ・インディアンの楽園
- 24 フィクションとしての法律
- 25 バナナ全体主義
- 26 今日のサンディニスタ
- 27 「国民ひとりひとりが兵士だ」
- 28 抵抗の島
- 29 忘れられた征服者
- 30 敗者たちの栄光
「BOOKデータベース」 より