シェイクスピアの織物
著者
書誌事項
シェイクスピアの織物
研究社出版, 1992.9
- タイトル別名
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A Shakespeare tapestry
- タイトル読み
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シェイクスピア ノ オリモノ
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内容説明・目次
内容説明
第1部では英国史劇を論じたが、その陰画にあたるのが第2部の牧歌論である。牧歌の黄金郷に侵入した「時」は、第3部の悲劇の世界に連係する。最後の第4部では、ローマ劇からベン・ジョンソン、トマス・ナッシュと、シェイクスピアの同時代の作家に視野を広めた。長年の研究ここに結実。
目次
- カーニヴァルの王、フォールスタッフ
- 『ジョン王』あるいは歴史の解体
- エリザベス1世の虚像
- なにがアーデンの森で起こったか
- ロマンス劇の季節
- 失われた黄金郷を求めて—『冬物語』
- 『スペインの悲劇』—バロック劇として
- バロック劇の東西
- ハムレットと言葉
- 三人のガートルード
- リア王の悲劇と『リア王』の悲劇
- 劇場国家の女王、クレオパトラ
- 討論劇としての『コリオレイナス』
- シェイクスピアとジョンソンの対話—ローマ劇をめぐって
- 『エピシーン』覚え書き
- エリザベス朝のトリックスター、トマス・ナッシュ
「BOOKデータベース」 より