笑いと逸脱
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笑いと逸脱
(ちくま文庫, [や1-2])
筑摩書房, 1990.6
- タイトル読み
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ワライ ト イツダツ
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内容説明・目次
内容説明
「文化と狂気」「失なわれた世界の復権」で、60年代末に一躍注目を浴びた著者が、爾来、日本の言論・思想界を席捲し、世界を股にかけて活躍しつづけたその知的脚力は、他の追随を許さぬものがある。本書は、あまり人眼にふれない様々な媒体に発表された講演・インタヴュー・短文をまとめたものである。そこに著者の旺盛な活動の軌跡が鮮明に浮かびあがる。
目次
- 1 笑い・遊び・逸脱(笑いについて;「遊び」の本来の姿;規範と逸脱)
- 2 知的冒険へのインタヴュー(知的冒険への手引き;『道化』あるいは道化的なるもの)
- 3 人類学の眼・記号論の挑発(悪魔の文化人類学;人を食った人類学;足の文化人類学;学力の文化的前提;幸福論とアイデンティティ論;日本史における規範と逸脱;記号論の挑発性;テキストとしての文化;パラダイム論とスケープゴート論;広告と記号論;広告の挑発性と「新しさ」の神話;詩人と道化)
- 4 子供の発見(異文化としての子供;子供の発見;「子供の世界」から「大人の世界」へ;お遊びの時間;「出来事」としての絵本)
- 5 エッセイ・アト・ランダム—旅・履歴・etc(新聞は毎日立つ縁日である;潜在意識が演出する“即興的”本漁り;私の事故初体験;私の図書館・私の大学;終戦直後の語学環境 ほか)
- 6 南方熊楠とシェイクスピア(南方熊楠と文化人類学;シェイクスピア劇の中の王権・祝祭・道化)
「BOOKデータベース」 より