詩の自覚の歴史
著者
書誌事項
詩の自覚の歴史
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1992.10
- タイトル別名
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詩の自覺の歴史 : 遠き世の詩人たち
- タイトル読み
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シ ノ ジカク ノ レキシ
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注記
底本: 「詩の自覺の歴史 : 遠き世の詩人たち」(1979.2 筑摩書房刊)
内容説明・目次
内容説明
人麻呂、黒人、赤人、旅人、憶良、坂上郎女、家持—。万葉のうたびとたちの精神世界の深奥に分けいり、「うたげ」の詩から「個」の詩への転換を見とどけ、古代日本の表現の発展を、独自の考証と満ちあふれる学識で解明した、著者畢生の大作。日本文学大賞受賞。
目次
- 宴の歌(暗いうたげ;懽のうたげ)
- 羇旅歌における叙景詩の胎動
- 柿本人麻呂と高市黒人
- 柿本人麻呂の羇旅歌
- 旅びとの夜の歌(高市黒人;山部赤人)
- 山部赤人の位置
- 筑紫詞壇の成立—言志の文学
- 大伴旅人の讃酒歌
- 大伴旅人と山上憶良
- 山上憶良の思想詩—載道の文学
- 山上憶良の「貧窮問答」
- 山上憶良の最晩年
- 大伴坂上郎女の位置—大宰府時代まで
- 大伴坂上郎女の相聞往来歌
- 大伴旅人の〓従たち
- 姨の力—大伴家持と坂上郎女
- 旅人没後—大伴家持と坂上郎女
- 婿と姑—大伴家持と坂上郎女
- 鬱悒と悽惆と—大伴家持
- 言志の痛情—大伴家持
「BOOKデータベース」 より