民族の運命 : エストニア 独ソ二大国のはざまで
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民族の運命 : エストニア 独ソ二大国のはざまで
草思社, 1992.9
- タイトル読み
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ミンゾク ノ ウンメイ : エストニア ドクソ ニタイコク ノ ハザマ デ
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内容説明・目次
内容説明
13世紀初頭から、ドイツ人、デンマーク人、スウェーデン人、ポーランド人、ロシア人の支配を受けてきたエストニア。1919年から20年間、独立を果たすが、やがて独ソ二大国が奏でる運命の旋律がエストニアの人びとの胸を貫いていく。二つの主旋律はコントラストを際立たせつつ、さまざまに交錯しまじりあって、民族の悲劇を生みだすにいたる。1991年8月、ソ連よりの独立を果たしたいま、もっとも困難な問題は、皮肉なことに社会主義のキャッチフレーズであったはずの「働く喜び」を、ソ連支配下でエストニアの人びとが失ってしまったことなのである。小国に押し寄せた苛酷な運命と、その中で民族の尊巌を守ろうとした人たちの努力を、現地取材によって見事に描く。
目次
- 1 恐怖の一年
- 2 小さな独立国
- 3 オビ川のほとりで
- 4 ドイツ軍がやってきた
- 5 逃亡者たち
- 6 「祖国への反逆」
- 7 「富農」たちのシベリア
- 8 故国へ
- 9 独立への歩み
- 10 1991年8月
「BOOKデータベース」 より