黄金太閤 : 夢を演じた天下びと
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書誌事項
黄金太閤 : 夢を演じた天下びと
(中公新書, 1105)
中央公論社, 1992.11
- タイトル読み
-
オウゴン タイコウ : ユメ オ エンジタ テンカビト
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内容説明・目次
内容説明
黄金の茶室で開かれる茶会、聚楽第の庭で金銀を下賜される何100人もの武将たち、領地を練り歩く〈御巡幸〉の絢爛たる大行列。徹底して黄金太閤であることを演じ続けた天下人・豊臣秀吉の政策は、派手好みの祭好きと今日の目にはうつるが、実は衆庶の心に王者の姿を植え付けるための需到な演出に他ならなかった。版図の急速な大膨張を可能にした、この大言壮語と黄金に彩られた政策が、海を越え、破局へとなだれこんでいくまでを描く。
目次
- 第1幕 金ぴかの祝祭王(都にて;鄙にて;インテルメッツォ)
- 第2幕 海を渡った悲劇(唐入りという夢花火;情報太閤に達せず?;カーテンコール)
「BOOKデータベース」 より