自画像との対話
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自画像との対話
文芸春秋, 1992.12
- タイトル読み
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ジガゾウ トノ タイワ
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内容説明・目次
内容説明
ロートレックの自画像は生涯でただ一枚、しかも顔は暗く塗りつぶされていた。キリコの自画像が大きく変貌したとき、彼は人生の窮地に立たされていた。戦場から帰郷したクレーが真先に描いたのは、目をつぶった自画像だった。画家はなぜ自分を描くのか?18枚の自画像に人間と芸術の秘密を探る。
目次
- 1 秘密の絵 エゴン・シーレ
- 2 右と左 フィンセント・ファン・ゴッホ
- 3 海辺の扉 ポール・ゴーギャン
- 4 声と影 エドワルド・ムンク
- 5 他人と自分 アメデオ・モディリアニ
- 6 孤独のプレイヤー 国吉康雄
- 7 30代の鬼子 ジョルジョ・デ・キリコ
- 8 上京と帰郷 万鉄五郎
- 9 三つの疑問 アンリ・ルソー
- 10 鏡の額縁 マリー・ローランサン
- 11 閉じられた眼 パウル・クレー
- 12 赤裸の16歳 アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック
- 13 褐色の床板 中村彝
- 14 驢馬とエッフェル塔 マルク・シャガール
- 15 折れた時間 ジェームズ・アンソール
- 16 二つの言語 ジョアン・ミロ
- 17 隠す明り 熊谷守一
- 18 憎しみの架橋 カイム・スーチン
- ドラマとしての自画像
「BOOKデータベース」 より