仮想現実批評 : 消費社会は終わらない
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仮想現実批評 : 消費社会は終わらない
(ノマド叢書)
新曜社, 1992.12
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カソウ ゲンジツ ヒヒョウ : ショウヒ シャカイ ワ オワラナイ
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Description and Table of Contents
Description
バブルの崩壊したいまリアルとは何か。激しく変容する現実にもかかわらず終わることなくつづく不毛で魅力的な消費社会。空虚の時代を生きるための技術と最低限の倫理を説く。
Table of Contents
- ジュリーの伝言
- 「ちびまる子ちゃん」とノスタルジーの技術
- 内面の喪失—少女まんがの変容
- コナン・ドイルの妖精写真
- 精霊の通路
- オウム真理教批判の背後にあるもの
- 〈家族解体〉という呪縛—私たちは何故〈家族〉を忌避したか
- 〈子供〉に侵入する社会
- モデルとしての身体
- 差異は消費者が捏造する
- 吉本ばななの方法
- 少女小説は少女まんが的か
- みんな大川隆法になりたかった
- 世紀末の明るいチャネラーたち
- 〈おたく〉の肖像
- カルティエを買ってメセナをしよう
- 南方ブームと博覧強記的知
- エスニックから植民地へ
- そして誰もが「重く」なった
- 宮沢りえは性の商品化ではないのか
- 「有害コミック」を出版する
- クロワッサン主婦はカウンセラーを目指す
- 1億「ワイドショー好き主婦」化の時代
- マニュアルを処理できない若者たち
- 「ツイン・ピークス」の〈おたく〉的手法
- その後の都市伝説
- 誰がGコードを望むのか
- メディアを作る側も読む側もバカになっちゃった
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