教会から国家へ : 古相のヨーロッパ

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教会から国家へ : 古相のヨーロッパ

山田欣吾著

(西洋中世国制史の研究, 1)

創文社, 1992.11

タイトル読み

キョウカイ カラ コッカ エ : コソウ ノ ヨーロッパ

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内容説明・目次

内容説明

本書は、宗教と政治の未文化な古相ヨーロッパの秩序構造を明快につかみ出すとともに、世俗化過程への決定的転期たる叙任権闘争期に遂行された聖俗概念の分離とその国制史的表現を具体的に解明する。ヨーロッパ史の基本理解を本格的に問い直す、挑戦の論集。

目次

  • 1 教会から国家へ—「世俗化」過程としてのヨーロッパ国家形成史
  • 2 「教会」としてのフランク帝国—西ヨーロッパ初期中世社会の特色を理解するために
  • 3 カロリンガー時代の十分の一税
  • 4 西ヨーロッパ初期中世の修道院蔵書
  • 5 国王・大公・教会—カロリンガー後期からオットーネン初期の国制をめぐって
  • 6 「ドイツ国」のはじまり—レーグヌム・テウトニクム概念の出現と普及をめぐって
  • 7 10—12世紀ドイツにおける太公領の展開—領邦国家成立史への予備的考察
  • 8 「叙任権闘争」とレガリア—パスカリス2世の特権状(1111年)を中心として

「BOOKデータベース」 より

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