近代ロシヤ政治思想史
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書誌事項
近代ロシヤ政治思想史
(勝田吉太郎著作集 / 勝田吉太郎著, 第1-2巻)
ミネルヴァ書房, 1993.2-1993.8
- 上
- 下
- タイトル別名
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近代ロシヤ政治思想史 : 西欧主義とスラブ主義
- タイトル読み
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キンダイ ロシヤ セイジ シソウシ
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注記
初出: 『近代ロシヤ政治思想史 : 西欧主義とスラブ主義』 1961年創文社刊
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784623022588
内容説明
近代ロシヤ政治思想史の研究を一挙に世界的水準へと引き上げた記念碑的労作。スラブ派と西欧派との思想対決を軸に、ロシヤ精神史における歴史哲学、社会哲学上の諸問題を導きの糸として、近代の政治哲学、倫理学、宗教哲学を縦横に論じる。
目次
- 第1章 西欧文明の挑戦に対するロシヤの応答
- 第2章 ロシヤ精神史における「西」と「東」、インディヴィドゥアリズムとコレクティヴィズム
- 第3章 チャコダーエフとその歴史哲学的問題提起
- 第4章 スラヴ派と西欧派の国論戦
- 第5章 西欧派の系譜
- 第6章 ベリンスキーとその無神論的社会主義
- 第7章 バクーニンとその無政府主義
- 第8章 ゲルツェンのナロードニチェストヴォ
- 巻冊次
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下 ISBN 9784623022908
内容説明
ホミャーコフからドストエフスキーにいたるスラヴ派の思想家たちを取り上げる。西欧世界とは異質なロシヤの民族性を深く掘り下げたかれらの思想は、19世紀ロシヤの精神史で多彩な光を放った後、共産主義が崩壊した今日のロシヤに鮮やかに甦る。
目次
- 第9章 古典的スラヴ主義
- 第10章 キレエフスキー—ロシヤとヨーロッパの精神史的対比
- 第11章 ホミャーコフにおけるスラヴ主義の展開
- 第12章 ダニレフスキーの生物的スラヴ主義
- 第13章 附説ロシヤ帝国主義のイデオロギーとしての汎スラヴ主義
- 第14章 レオンチェフの反動的スラヴ主義
- 第15章 ドストエフスキーにおけるスラヴ主義の甦生
「BOOKデータベース」 より