隠された思考
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隠された思考
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1993.3
- タイトル読み
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カクサレタ シコウ
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内容説明・目次
内容説明
貨幣論なき貨幣経済が支配し、自由論なき自由主義、個人論なき個人主義が標傍される現代社会。そのなかで、さまざまな〈技術〉と〈遊び〉の〈演技する知識〉だけが饗宴をくりひろげているのが、ポストモダンの知の風景である。本書は、その饗宴の向こう側へ旅立つべく、知識論と社会論の交差する地点に、現代社会の〈隠された思考〉を浮かびあがらせんとする力作論考である。サントリー学芸賞受賞。
目次
- 序章 〈演技する知識〉と〈解釈する知識〉
- 第1章 大衆社会の記号論—セミオクラシーとセミオシス
- 第2章 ルードゥスとしての経済—公正観念について
- 第3章 貨幣のメタフィジックス—貨幣経済の神話
- 第4章 計画のコスモロジー
- 第5章 自由のデマーケーション
- 第6章 〈方法〉への懐疑
「BOOKデータベース」 より