中国思想を考える : 未来を開く伝統
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書誌事項
中国思想を考える : 未来を開く伝統
(中公新書, 1120)
中央公論社, 1993.3
- タイトル読み
-
チュウゴク シソウ オ カンガエル : ミライ オ ヒラク デントウ
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内容説明・目次
内容説明
中国人はものごとを現実的に見、考える民族である。三千年の思想の歴史を通じて培われたかれらの考え方は、中国人に特有な思考形式として今日に伝わる。それは老荘の現実関心や儒仏道教の現実尊重の思考に根ざす現実合理主義であり、また両面思考、中庸、死生一如、天人合一などの思想である。本書は中国思想の特色となるテーマを取り上げ、平易に説明し、現代の立場から吟味を加え、現代に生き未来を開く積極的な意味をさぐる。
目次
- 序章 中国の伝統思想と現代
- 第1章 現実の尊重
- 第2章 儒家的合理主義—孔子の思想を中心に
- 第3章 対待—両面思考
- 第4章 中庸
- 第5章 死生一如
- 第6章 天人合一
- 付録 中国思想
「BOOKデータベース」 より