怪僧ラスプーチン

著者

    • Grillandi, Massimo.
    • 米川, 良夫 ヨネカワ, リョウフ

書誌事項

怪僧ラスプーチン

マッシモ・グリッランディ著 ; 米川良夫訳

(中公文庫)

中央公論社, 1989.12

タイトル別名

Rasputin.

タイトル読み

カイソウ ラスプーチン

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内容説明・目次

内容説明

シベリヤ出身の修道僧ラスプーチンは、ロマノフ朝最後の皇帝ニコライ2世の皇太子アリョーシャの難病を不思議な祈祷療法で癒して、絶大な信頼を得た。とくに皇后の寵は常軌を逸しており、宮廷内で権力をほしいままにしたラスプーチンは、妖しい魅力で貴婦人たちを淫楽に誘い、高官の任命権をも掌中にした。貴族や軍人に諸悪の根源と見なされ暗殺されるが、普通人なら一口で死ぬほどの毒を飲まされても2時間余りも平然としており、ピストルで心臓を撃ち抜かれてもまた息をふき返すという、怪物のような男の生涯を克明に描く。

目次

  • 宿命の密会
  • 運命の予兆
  • 〈鞭身派〉の異端
  • 聖霊の船
  • 未知なる世界へ
  • 恐怖の声
  • フェオファン大僧院長
  • 聖ペテルブルグ制覇へ
  • 亡霊の手
  • 信じがたい奇蹟
  • 故郷への凱旋
  • 保障としての存在
  • 霊の冒険
  • 美女の集い
  • 大いなる拒否
  • 不倶戴天の敵
  • 舞踏狂
  • 雪崩うつ肉弾
  • 権力の絶頂に
  • 邪淫礼讃
  • 陰鬱な北欧のヴェネツィア
  • ユダの手

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN08841885
  • ISBN
    • 4122016738
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ita
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    458p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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