哀歌
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哀歌
（講談社文芸文庫, [えA1]）
講談社, 1988.7
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アイカ
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注記
著書目録(広石廉二作成): p348-357
参考資料あり
収録内容
- 再発
- 男と九官鳥
- その前日
- 四十歳の男
- 大部屋
- 童話
- 雑木林の病棟
- 帰郷
- 札の辻
- 雲仙
- 私のもの
- 例之酒癖一盃綺言
内容説明・目次
内容説明
肉体の恐怖の前には精神など全く意味を失ってしまう。臆病に生き臆病に埋もれて、自分がどんなに卑怯なのかどんなに弱いのか、たっぷり承知している—弱者。弱者を凝視して聖書とキリストの意味を追究し、『沈黙』への展開を示唆した注目すべき短編集。著者の内的世界を形象化し、人間の深層によどむ〈哀しみの歌〉を表題に据え、「その前日」「四十歳の男」「大部屋」「童話」「札の辻」「雲仙」など１２編を収める。
「BOOKデータベース」 より