演技する精神
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演技する精神
(中公文庫, [M332-2])
中央公論社, 1988.10
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エンギスル セイシン
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Description and Table of Contents
Description
アリストテレスの「芸術論」、世阿弥の「演技論」などを論じ、更に20世紀前半の知的関心および現代の意識理論のありうべき典型的な方向を代表する、ベルクソン、サルトル、メルロ=ポンティ等の業績を検討しながら、独創的な「演技」の概念によって新しい人間学と芸術学の体系化を試みる、画期的労作。
Table of Contents
- 第1章 演技とその常識(問ひと対象;日常のなかの演技;「鼎話」的表現構造;古典のなかの演技観)
- 第2章 演技と行動(行動の模倣;行動の構造;演技の構造と意味)
- 第3章 演技と意識(意識のなかの意志と動機;意識の「図」と「地」;動く意識—ベルクソンの場合;動かない意識—サルトルの場合;動いて動かない意識—メルロ・ポンティの場合)
- 第4章 演技と実存(演技とリズム;リズムと世界;リズミカルな実存)
- 第5章 演技と表現(ふたつの自我の成立;自己表現と様式;演劇としての演技)
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