馬よ花野に眠るべし
著者
書誌事項
馬よ花野に眠るべし
(中公文庫)
中央公論社, 1989.4
- タイトル読み
-
ウマ ヨ ハナノ ニ ネムルベシ
大学図書館所蔵 件 / 全9件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
内容:馬よ花野に眠るべし.兵卒の◆S9479◆
内容説明・目次
内容説明
軍馬を守りする輜重兵善六は、“敷島”との心の絆を断ちがたく、終戦復員のおりに引きとって郷里に帰った。農耕、木材運び、祭事にと常にともにある姿を、人々は馬と夫婦になったかと噂した。そして、外傷を負った愛馬に、寝もやらずの介抱をするのだった。年経て“敷島”が死んだとき、善六は後を追うように自らの命を断った。“心中”と囁かれた。馬を愛してしまった男の哀しくも心温まる物語。『兵卒の〓』の併録。
「BOOKデータベース」 より