ひとり旅 : 歴史と文学
著者
書誌事項
ひとり旅 : 歴史と文学
(中公文庫)
中央公論社, 1987.9
- タイトル読み
-
ヒトリタビ : レキシ ト ブンガク
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内容説明・目次
内容説明
飢饉、嗜好、医療思想などによる古代中国やヨーロッパのカニバリズム(食人肉)の風習、〈シーボルト事件〉〈蛮社の獄〉で密告者とされる間宮林蔵と花井一虎の残した業績、故郷樺太での記憶につながる海難事故と信仰や迷信など、卓抜な史眼と鋭い洞察で歴史のなかに人間存在の根源を思索するエッセー12篇。
目次
- 日本のボディー・スナッチャー
- 墓はいつわらず
- のざらし奇考
- 冷えものの御免
- ある密告者
- 私の顔を見るな
- 天下第一の美食
- もう一人の密告者
- べんべんの音がやんだら
- 海に消える
- 筏と漁船と
- 霧笛の果てに
「BOOKデータベース」 より