楠木正成
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楠木正成
(中公文庫)
中央公論社, 1989.2
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クスノキ マサシゲ
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Note
参考文献:p220〜222
Description and Table of Contents
Description
皇国史観における忠臣のシンボルとされたために、戦後の日本史が黙殺してきた楠木正成。「太平記」等の記述を手がかりに、革命軍人としての正成の力量に正当な評価を与え、歴史の醍醐味であるその英雄的資質を敢えて論ずる、東洋史学者の興味つきない異色の論考。
Table of Contents
- 第1章 鎌倉幕府の衰頽
- 第2章 討幕の計画
- 第3章 元弘の変
- 第4章 楠木氏の出自
- 第5章 天皇と正成との関係
- 第6章 赤坂の挙兵
- 第7章 変後の処分
- 第8章 大塔宮の再挙
- 第9章 正成の再挙
- 第10章 正成の防禦計画
- 第11章 千剣破城の攻囲
- 第12章 諸国の宮方の蜂起
- 第13章 北条氏の滅亡
- 第14章 建武中興の政治
- 第15章 恩賞の問題
- 第16章 大塔宮の失脚
- 第17章 尊氏の自立
- 第18章 京都の攻守
- 第19章 尊氏の東上
- 第20章 湊川の戦
- 第21章 正成の人物
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