人類学とは何か
著者
書誌事項
人類学とは何か
(同時代ライブラリー, 144)
岩波書店, 1993.4
- タイトル別名
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The anthropological lens : harsh light, soft focus
- タイトル読み
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ジンルイガク トワ ナニ カ
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注記
「人類学と人類学者」(1988年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
自らの文化から解き放たれてフィールドに赴く人類学者は、そこで何を行い、何を見ようとするのか。本書は、人類学者の行動を探検家、宣教師、ジャーナリストなどと対比し、そのホーリスティックな特質を分析して、人類学的視点の独自の力と意味を考察する。「人類学とは何か」という問いに対して、「人類学者とは何か」について思索をめぐらし、明快に答えてゆく。斬新なる入門書。
目次
- 1 実体(それは現実だ!—文化を眺める;人類学を定義する—全体論的な研究分野;全体論的に知覚すること;全体を部分に類別化する—分析的構築;文化と経験;自然とのかかわりにおける文化の概念;社会;共同体と文化のエキゾティックな所在;文化と共同体—個人と意味との関連で)
- 2 方法(旅;フィールドワーク;フィールドワークとその関連活動;解釈;一般化;個別化と一般化のはざまで—民族誌的一般化;演繹・実験・内省;フィールドワーク・民族誌・理論)
- 3 意味(最も偉大な物語;進化主義的視点と解釈学的視点;現実とどうかかわるか;強い光とソフトフォーカス)
「BOOKデータベース」 より