綾足と秋成と : 十八世紀国学への批判

書誌事項

綾足と秋成と : 十八世紀国学への批判

佐藤深雪著

名古屋大学出版会, 1993.4

タイトル別名

Takebe Ayatari and Ueda Akinari : a critical study of kokugaku in the eithteenth century

タイトル読み

アヤタリ ト アキナリ ト : ジュウハッセイキ コクガク エノ ヒハン

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注記

英文要旨:巻末p1-2

内容説明・目次

内容説明

真淵門下の異才の国学者、建部綾足と上田秋成の小説作品を、宣長との対抗関係において読みとき、『伊勢』『源氏』から日本浪曼派・折口にいたる射程のなかで、十八世紀における言語の革新的契機をさぐった野心作。

目次

  • 序章 真淵門下の詩と散文の革新運動
  • 第1部 建部綾足(『本朝水滸伝』のトポロジー;綾足の自我のかたち;日本浪曼派と綾足;「みやび」と『本朝水滸伝』;『伊勢物語』と雅文体小説)
  • 第2部 上田秋成(偽書と異本;十八世紀の古典学;『春雨物語』という装置;『春雨物語』の主題;『源氏物語』と雅文体小説)
  • 付論 折口信夫における新国学論の座礁

「BOOKデータベース」 より

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