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悪魔の布 : 縞模様の歴史

ミシェル・パストゥロー著 ; 松村剛, 松村恵理訳

白水社, 1993.5

タイトル別名

L'étoffe du diable : une histoire des rayures et des tissus rayés

タイトル読み

アクマ ノ ヌノ : シマモヨウ ノ レキシ

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注記

参考文献: 巻末pv-ix

内容説明・目次

内容説明

縞模様の衣服は中世には悪魔の布と見なされ、売春婦、死刑執行人、旅芸人などが身につけた異端のシンボルであった。その後、現代りにいたるまで価値判断が二転三転した稿の歴史を広く絵画、文学等に探りながら、西洋社会を視覚的に考察した異色の図像学。

目次

  • 縞の秩序と無秩序
  • 第1章 稿模様の衣装をつけた悪魔—13〜16世紀(カルメン修道会のスキャンダル;縞の布地、悪い布地;聖ヨゼフの股引;無地、縞、散らし模様、班紋;図柄と地—縞の紋章学)
  • 第2章 横縞から縦縞へ、そして逆転—16〜19世紀(悪魔的から従属的へ;従属性からロマン主義へ;革命的縞模様;縞と罰)
  • 第3章 現代の縞模様—19〜20世紀(衛生の縞模様;マリンブルーと白の世界;奇妙なシマウマ;縞の面、危険な面;痕跡から目印へ)

「BOOKデータベース」 より

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