江戸異端文学ノート
著者
書誌事項
江戸異端文学ノート
青土社, 1993.5
- タイトル別名
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The marginalia of Edo heretical literature
- タイトル読み
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エド イタン ブンガク ノート
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江戸異端文学ノート
1993
限定公開 -
江戸異端文学ノート
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内容説明・目次
内容説明
これは松田修個人版江戸百科である。江戸のすべてである。書き溜めたエッセイの総動員である。
目次
- 1 幻のルネッサンス—元禄への胎動(中世から近世へ—時空意識と文学意識;芭蕉・さび色の世界—風狂の超克;伝統と異端—『好色一代男』、もう1つの読み方;猫の都市学—西鶴の場合)
- 2 江戸芸文マルチプル(敗北としての説話文学;詩歌における近世;民謡、ことばと表現;川柳—賭博詩への道;落語の思想;落首精神の黄昏;歌舞伎以前の可能性—「天竺」の意味するもの;組織論としての忠臣蔵)
- 3 盛期メタボリズム—あるいは逃走する作家たち(『風流志道軒伝』の場合—平賀源内のS・F的手法;鶴羽の者よ—風土と性愛;逃亡の文学—上田秋成;江戸が非江戸におじぎする旅—『東海道中膝栗毛』)
- 5 爛熟のエステティック(粋と伊達の美学—近世的美意識の変相;若衆美と野郎美—麦の穂の青き豪奢の道;遊女—聖と俗のデュアリズム;不具の構造・畸型の美学;性愛の抵抗—その可能性の系譜)
- 5 バロキスム—化政期から幕末へ(鶴屋南北変化相—無化の極相;奇人未遂・鶴屋南北;南北と馬琴—色悪はいかに造型されたか;呪術師馬琴—動乱期の降霊秘儀;裁きの責任—馬琴の1つの読み方;黙阿弥の世界;江戸は近代を孕んだか)
「BOOKデータベース」 より