ディオニューソス : 破壊されざる生の根源像

書誌事項

ディオニューソス : 破壊されざる生の根源像

カール・ケレーニイ著 ; 岡田素之訳

白水社, 1993.6

タイトル別名

Dionysos : Urbild des unzerstörbaren Lebens

タイトル読み

ディオニューソス : ハカイ サレザル セイ ノ コンゲンゾウ

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注記

原著 (München ; Wien : Albert Langen・Georg Müller Verlag GmbH, 1976) の全訳

原注: p429-510

索引: 巻末

内容説明・目次

内容説明

今世紀有数の神話学者の主著の完訳。謎多き神の本質を破壊されざる無限の生と捉える本書は、象徴の森を探索しながらクレタ的核心に迫り、ギリシア本土への到来や密儀集団の活動、その後の変遷を詳述する。文学的とも呼べる見事な論述は、私たちの生と文化創造に貴重な示唆を与えよう。図版一九三点。

目次

  • ギリシア語にみられる有限の生と無限の生
  • 第1部 クレータ島の前奏曲(ミノア期の幻視;光と蜂蜜;ディオニューソス神話のクレータ的核心)
  • 第2部 ギリシア期の神話と祭祀(到来の神話;ディオニューソス・トリエテーリコス—二年周期の神;アテーナイ人のディオニューソスとギリシアの秘儀参入者が崇拝するディオニューソス)

「BOOKデータベース」 より

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