ユダヤ文学の巨匠たち : シュレミールの批評精神
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書誌事項
ユダヤ文学の巨匠たち : シュレミールの批評精神
関西書院, 1993.5
- タイトル別名
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Great Jewish American writers
- タイトル読み
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ユダヤ ブンガク ノ キョショウ タチ : シュレミール ノ ヒヒョウ セイシン
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注記
文献: p234-242
内容説明・目次
内容説明
〈シュレミール〉—。ユダヤ民族のプロトタイプである愚かで不運な人物像。ここに絶対神信仰に支えられた、「敗者こそ勝者」とする逆説的なユダヤ人の論理がある。ユダヤ文学の俊英・広瀬佳司が、アレイヘム、ベロー、ロス、シンガーなど十人の巨匠たちを解剖。英米文学に欠かすことのできない待望のテキストが生み落とされた。
目次
- ショレム・アレイヘム—『屋根の上のヴァイオリン弾き』
- ヨシュア・シンガー—ラビとその息子
- アイザック・シンガーの死を悼む…
- 追悼アイザック・シンガー—語りの魔術師
- エイブラハム・カーン—新旧世界の狭間で
- フイリップ・ロス—「信仰の守護者」
- アイザック・ローゼンフェルド—『家出』父と子、そして母
- バーナード・マラマッド—『新生活』のシュレミール
- ソール・ベロー—「犠牲者意識」を脱皮する『犠牲者』
- インタビュー 米谷ふみ子『過越しの祭』
- インタビュー ハイム・ポトク—異文化の狭間で
- シュレミールの歴史
- シンガーのシュレミール
- 「ラビの法廷」—ルフトメンシュ
- 「馬鹿者ギンペル」
- ヨブとギンペル
- 「対話」するシュレミール
- 性的なシュレミール
- 補遺 「雪片曲線」への冒険
「BOOKデータベース」 より