マレー諸島
著者
書誌事項
マレー諸島
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1993.8
- 上
- 下
- タイトル別名
-
The Malay archipelago : the land of the Orang-Utan, and the bird of paradise : a narrative of travel, with studies of man and nature
マレー諸島 : オランウータンと極楽鳥の土地 : 旅行の記録および人間と自然の研究
- タイトル読み
-
マレー ショトウ
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注記
原著第10版の翻訳
原書名正式標題(VT)は凡例欄注記およびカバーにあり
上:ウォーレスのマレー諸島探検の行程: p550-559
下:参考文献: 巻末p46-62
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784480080912
内容説明
その名前をいまも〈ウォーレス線〉に残す19世紀のイギリス人博物学者ウォーレスは、「種の起原という問題を解くため」、マレー諸島へ旅立つ。8年におよぶこの探検旅行のなかで彼は、C・ダーウィンとは別に動物地理学にもとづく進化論を構想し、ロンドンの科学界に大波乱を引き起こした。ボルネオの森でオランウータン狩り、セレベスの蝶の群れ飛ぶ渓谷など、驚きと尊敬と知性に満ちた視線で語られるマレー諸島の記録と、科学に捧げた崇高な精神が導かれた動物学的および地理学的な考察による近代科学の記念碑的傑作。上巻では、インド・マレー島群、チモール島群、モルッカ諸島の記録と、詳細な訳注、および探検の旅程やゴクラクチョウ分類体系の変遷などの資料を併載。
目次
- インド・マレー島群
- チモール島群
- セレベス島群
- モルッカ諸島
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784480080929
内容説明
19世紀のイギリス人博物学者ウォーレスは、「種の起原という問題を解くため」、マレー諸島へ旅立つ。8年におよぶこの探検旅行の観察と見聞をもとに、C・ダーウィンとは別に、動物地理学にもとづく進化論を構想し、ロンドンの科学界に大波乱を引き起こした。驚くべき大きさのモルッカの甲虫、樹冠で舞い踊る極楽鳥、文明と未開の批判的考察、地元の伝統船での危険な航海など、驚きと尊敬と知性に満ちた視線で語られるマレー諸島の人間と自然の記録と、科学に捧げた崇高な精神が導かれた動物学的および地理学的な考察による近代科学の記念碑的傑作。下巻では、上巻につづくモルッカ諸島、パプア島群の記録と、詳細な訳注と解題、索引、参考文献などの資料を併載。
目次
- モルッカ諸島
- パプア島群
「BOOKデータベース」 より