北京大学の文化大革命
著者
書誌事項
北京大学の文化大革命
岩波書店, 1993.7
- タイトル別名
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Die Kulturrevolution an der Universität Beijing
- タイトル読み
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ペキン ダイガク ノ ブンカ ダイカクメイ
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注記
図版: 北京大学地図
解説 (安藤正士): p329-339
北京大学史年表: 巻末p8-11
内容説明・目次
内容説明
北京大学は文化大革命の展開に重要な役割を演じた。1966‐68年には聶元梓ら紅衛兵が、73年‐76年には論文執筆集団・梁効が江青ら文革派の実働隊となり中国政治を左右した。本書は新資料を駆使して文革期の北京大学と中共指導部の関係を究明し、89年民主化運動をも視野に入れ中国社会における大学の意味を考える。
目次
- 解放前の北京大学
- 圧力に屈した知識人
- 百花斉放・百家争鳴から反右派闘争へ
- 1958年から聶元梓の大字報に至るまでの展開
- 聶元梓の政策と新北大公社
- 北京大学の労働者宣伝隊と人民解放軍
- 粛清運動と下放
- 「二つの評価」と1973年という年
- 「批林批孔」運動とマスメディアにおける梁効の影響
- 梁効、北京大学と1976年の政治的事件
- 黄辛白と周林指導下の北京大学
- 文化大革命が生んだ諸制度の廃止と文化大革命以前の制度の復活
- 1980年の選挙戦、1981年の白樺事件に対する北京大学生の反応
- 北京大学の四勢力—教師、党書記、学長、学生〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より