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タンガニイカ湖の魚たち : 多様性の謎を探る

堀道雄編

(シリーズ地球共生系, 6)

平凡社, 1993.8

タイトル読み

タンガニイカコ ノ サカナ タチ : タヨウセイ ノ ナゾ オ サグル

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注記

監修: 川那部浩哉

執筆者: 川那部浩哉ほか

参考文献: p268-277

索引: p278-282

内容説明・目次

内容説明

タンガニイカ湖には300種近くの魚類が知られているが、そのうち170種がシクリッドで、しかも驚くべきことに、そのほとんどがこの湖にしか生息しない固有種である。彼らの繁殖習性も食性もきわめて多様である。このような多様性はいかにして生じたのか。そして多様な種はどのようなメカニズムによって共存しあっているか。生態学だけでなく、分子生物学的手法をも駆使して、その謎に迫る。

目次

  • タンガニイカ湖に種間関係を尋ねる
  • タンガニイカ湖研究の始まり
  • アフリカの魚—ティラピア類をめぐって
  • タンガニイカ湖の多彩なシクリッドたちとその系統関係
  • シクリッドの子育てと子の成長・生残
  • 藻類食魚の適応と食い分け
  • 多様な種間関係と多種共存
  • シクリッドの種間社会—藻類食魚の種内・種間関係
  • 魚における一夫一妻の条件
  • 口の中は本当に安全か?—托卵するナマズ
  • シクリッドの繁殖と場所利用
  • 子育てを手伝う魚
  • 巻貝の殻で子育てする魚
  • タンガニイカ湖の自然保護
  • 守るべきは多様な自然

「BOOKデータベース」 より

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