武王の門
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武王の門
(新潮文庫, き-10-4,
新潮社, 1993.8
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ブオウ ノ モン
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784101464046
内容説明
鎌倉幕府を倒し、後醍醐天皇が敷いた建武の新政も、北朝を戴く足利尊氏に追われ、わずか三年で潰えた。しかし、吉野に逃れて南朝を開いた天皇は、京の奪回を試み、各地で反撃を開始する。天皇の皇子・懐良は、全権を持つ征西大将軍として、忽那島の戦を皮切りに、九州征討と統一をめざす。懐良の胸中にある統一後の壮大な『夢』とは—。新しい視点と文体で描く、著者初の歴史長編。
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784101464053
内容説明
懐良は肥後の名将・菊池武光と結び、悲願の九州統一を果たした。そして大宰府を征西府の拠点とし、朝鮮半島の高麗や中国大陸の明と接触することで、全く新しい独立国家の建設を夢見る。しかし、足利幕府から九州探題に任ぜられた今川了俊は、懐良の野望を打ち崩すべく、執拗に軍を進めた—。二十数年にわたる男の夢と友情のドラマを、ダイナミックに描いた一大叙事詩の完結。
「BOOKデータベース」 より