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とりかえばや物語

田辺聖子著

(少年少女古典文学館, 第8巻)

講談社, 1993.7

タイトル読み

トリカエバヤ モノガタリ

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内容説明・目次

内容説明

平安時代末期に成立した『とりかえばや物語』は、内気で女性的な若君と、男性的で快活な姫君とが、それぞれ女装し、男装して生きていくことで展開する王朝の物語である。「男女をとりかえたい」との父親の願いが、そのまま物語のタイトルになっている。源平の動乱の直前で、貴族社会は爛熟のあとの退廃に向かい、人々の心に不安が漂い始めた時代を反映してか、この物語には、ゆがめられた形の複雑な愛情表現や心理描写がなされており、それゆえにこそ、現代にも通じる文学としての地位を保っている。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN09667309
  • ISBN
    • 4062508087
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    293p , 図版[4]p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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