約束の土地 : 現代アメリカの希望と挫折

書誌事項

約束の土地 : 現代アメリカの希望と挫折

ニコラス・レマン著 ; 松尾弌之訳

桐原書店, 1993.9

タイトル別名

The promised land : the great black migration and how it changed America

タイトル読み

ヤクソク ノ トチ : ゲンダイ アメリカ ノ キボウ ト ザセツ

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内容説明・目次

内容説明

1940年代初頭から60年代後半にかけて、500万人の黒人が南部の農地を離れ、北部の大都市に移動した。国が保証する経済的ゆとり、法的権利を平等に得られると思ったのである。しかし、都市にはいつのまにかスラムが生まれ、犯罪が頻発し、アメリカの病根が見え始めた。公民権運動など荒々しい政治の嵐をくぐり抜け、黒人がアメリカで社会的地位を獲得するまでの長い道のりを追いつつ、自由と平等の国であったはずのアメリカの変質を鋭く指摘する。

目次

  • クラークスデール(綿花と奴隷制度;作られた黒人観;農業の転換 ほか)
  • シカゴ(妊娠と生活保護;人口爆発と政治;サウスサイドの高層住宅群;中産階級への夢 ほか)
  • ワシントン(理想と現実;ケネディ家の政治基盤;人道的理想主義;ついに自由の身となった ほか)
  • その後(アメリカ社会とゲットー;政治がはたしたこと;民主主義の精神と現実 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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