蜜のあわれ ; われはうたえどもやぶれかぶれ
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蜜のあわれ ; われはうたえどもやぶれかぶれ
(講談社文芸文庫, [む-A2])
講談社, 1993.5
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ミツ ノ アワレ ; ワレ ワ ウタエドモ ヤブレ カブレ
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Note
底本: 1964年5月新潮社刊『室生犀星全集』第10巻 (「陶古の女人」), 1965年1月刊同第11巻 (「蜜のあわれ」「火の魚」), 1966年8月刊同第12巻(「われはうたえどもやぶれかぶれ」), 著者自筆の原稿 (「老いたるえびのうた」)
付: 解説 (久保忠夫 [執筆])
作家案内 (本多浩 [執筆]): p299-311
著書目録--室生犀星 室生朝子作成: p312-317
叢書番号はブックジャケットによる
Contents of Works
- 陶古の女人
- 蜜のあわれ
- 後記 炎の金魚
- 火の魚
- われはうたえどもやぶれかぶれ
- 老いたるえびのうた
Description and Table of Contents
Description
ある時は“コケティッシュ”な女、ある時は赤い三年子の金魚。犀星の理想の“女のひと”の結晶・変幻自在の金魚と老作家の会話で構築する艶やかな超現実主義的小説「蜜のあわれ」。凄絶なガン闘病記「われはうたえどもやぶれかぶれ」、自己の終焉をみつめた遺作詩「老いたるえびのうた」等、犀星の多面的文学世界全てを溶融した鮮やかな達成。生涯最高の活動期ともいうべき晩年の名作5篇を収録。
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