大衆文学十六講
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大衆文学十六講
(中公文庫, き-21-1)
中央公論社, 1993.7
- タイトル読み
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タイシュウ ブンガク ジュウロッコウ
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注記
木村毅著書目録 谷沢永一編:p421〜459
内容説明・目次
内容説明
大衆文学はどうして面白いのか。中世のロマンスから近代の探偵小説に至るまでの流れを理論的、歴史的に位置づけながら、『鉄仮面』『倫敦塔』等の傑作の遺跡や名所の見聞にユーゴー、デュマといった文豪のエピソードを交え、大衆文学の魅力を余すところなく伝える、脚で書いた大衆文学研究書。巻末に「木村毅著書目録」掲載。
目次
- 大衆文学と純文学の境界
- 大衆文学発達史
- 欧州現代の大衆文学
- 大衆文学と中世ロマンス
- 歴史小説の誕生
- ユトーピア物語と科学小説
- 探偵小説の総展望
- 『レ・ミゼラブル』の研究
- 『モンテ・クリスト』の研究
- 『黒チュリップ』の研究
- 『鉄仮面』と『倫敦塔』の考証
- 「ロンドン塔」見聞録
- 「テュッソオ夫人博物館」に関するノート
- 『クォ・ヴァディス』解説
- ユーモア小説の典型『跳蛙』
- 私の折衝した欧州の大衆作家
「BOOKデータベース」 より