魚つりと鯨とりの文学

書誌事項

魚つりと鯨とりの文学

中島顕治著

彩流社, 1993.9

タイトル別名

魚つりと鯨とりの文学

タイトル読み

ウオツリ ト クジラトリ ノ ブンガク

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内容説明・目次

内容説明

開高健はなぜあれほど釣りに魅せられたのか?「釣仙」井伏鱒二の釣りとは?真の太公望・幸田露伴の釣りと捕鯨の文章の素晴らしさ。ヘミングウェイ『老人と海』とメルヴィル『白鯨』との関係は。『古事記』、ホメロス、『聖書』、モーバッサン、ソロー、マーク・トウェインなど、古今東西の文学作品を渉猟し、釣りと捕鯨の種々相を探る。

目次

  • 海幸彦・山幸彦とアユを釣る神功皇后—『古事記』
  • 古典古代の釣りと聖書の鯨—ホメロス、プラトンほか
  • 太公望と露伴—幸田露伴「太公望」
  • 人生と物とを愛すること—ウォルトン『釣魚大全』
  • 「白鯨」は鯨か—メルヴィル『白鯨』
  • ソローの宇宙的な釣り—『ウォールデン・森の生活』
  • ハックの釣りとトウェインの願望—『ハックルベリ・フィンの冒険』
  • 釣り人は善人なり—モーパッサン「二人の友」「あな」
  • 釣りと生死の一如の愛—幸田露伴「幻談」
  • 鯨を殺すことの現実—幸田露伴「いさなとり」
  • 釣りは人を救う—ヘミングウェイ「大きな二つの心臓の川」
  • エイハブにすがりつくサンティアーゴ—ヘミングウェイ『老人と海』
  • 釣仙、井伏鱒二—『川釣り』ほか
  • 魚は女か生命か—開高健の釣り

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN09916866
  • ISBN
    • 4882022680
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    333p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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