書誌事項

境界例の力動的精神療法

オットー・F・カーンバーグ [ほか] 著 ; 松浪克文, 福本修訳

金剛出版, 1993.10

タイトル別名

Psychodynamic psychotherapy of borderline patients

タイトル読み

キョウカイレイ ノ リキドウテキ セイシン リョウホウ

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注記

原書名:Psychodynamic psychotherapy of borderline patients. c1989

参考文献: p243-245

内容説明・目次

内容説明

境界例が治療困難でわけの分からないものではなく、時間はかかっても対処可能な治療対象として捉えられるようになった現在、精神療法の基本を明快に提示し、治療の開始から終結に至る過程を通して境界例の精神療法を成功させるための手順を平明にかつ具体的に記述した本書は、類書に見られない臨床的意義をもつ。

目次

  • 第1部 治療の諸原則(境界例患者の精神病理と諸精神療法;治療へのアプローチ;治療契約の設定;面接を行なう;さまざまな逆転移)
  • 第2部 治療の各時期(初期の段階—部分自己表象及び部分対象表象を融合させること;進んだ時期—より高度な防衛及び転移への作業;分離—治療の中断と終結)
  • 第3部 よく見られる問題(直ちに治療の脅威となるもの;行動化と技法的中立性離脱の指標;重篤な形式の抵抗)

「BOOKデータベース」 より

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