スミス・ヘーゲル・マルクス
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スミス・ヘーゲル・マルクス
(講談社学術文庫, 1100)
講談社, 1993.11
- タイトル読み
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スミス ヘーゲル マルクス
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注記
昭和23年に公刊した初版に若干の改訂を加えたものである
文庫no.はカバーにあり
内容説明・目次
内容説明
近代市民社会を考察して、アダム・スミスは土台である経済が「見えざる手」に支配されると考えた。後にヘーゲルは経済の自律的体系は不可能で、市民社会は国家に包摂されることで存立し得ると批判し、マルクスは経済の中の宥和なき矛盾のため市民社会は社会主義に移行すると説いた。本書は、西欧三大思想家が主張した自由主義、国家主義、社会主義の生い立ちと体系を独自の視点から考察した名著である。
目次
- 序説 問題提起
- 第1章 アダム・スミス—市民社会の解放
- 第2章 ヘーゲル—市民社会の国家への包摂
- 第3章 マルクス—市民社会の崩壊
- 結語 その後に来るもの
- 解説 難波田哲学と『スミス・ヘーゲル・マルクス』
「BOOKデータベース」 より