メソコスム湖沼生態系の解析
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書誌事項
メソコスム湖沼生態系の解析
名古屋大学出版会, 1993.12
- タイトル別名
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Experimental analysis of lake ecosystem using mesocosms
- タイトル読み
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メソコスム コショウ セイタイケイ ノ カイセキ
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注記
英文タイトルは巻末の英文目次による
文献目録: p321-339
内容説明・目次
内容説明
野外観察と室内実験の隔たりを埋めるために、近年急速に発展してきたのが隔離水界(メソコスム)を用いる手法である。本書は、これによる諏訪湖での実験の結果、各実験の発想、具体的な実験操作等をまとめ、環境問題への応用も考え必須の基礎知識を提供する。
目次
- 第1部 メソコスム研究の歴史と方法(湖の生物群集とその解析;メソコスム研究の歴史)
- 第2部 諏訪湖とメソコスム(メソコスム実験の装置と問題点;実験の場としての諏訪湖の特性;メソコスム内の水温と水の動き;メソコスムと湖の生態系の比較;湖沼生態系における底泥の役割)
- 第3部 一次生産者の制御実験(遮光による生態系の変化;二酸化炭素処理による植物プランクトン群集の変化;寄生カビによるケイ藻の個体群の調節)
- 第4部 高次生産者の制御実験(ドライアイスによる動物プランクトン制御の影響;殺虫剤テメフォス投与の生態系への影響;コレゴヌス投入のプランクトン群集に及ぼす影響;ワカサギ投入の生物群集への影響;底生生物と魚類の関係)
- 第5部 同位体による生物相互作用の解析(炭素・窒素安定同位体比からみた物質循環と食物網;同位体をトレーサーとした摂食実験)
- 第6部 総括と展望(湖沼生態系の解析に向けて)
「BOOKデータベース」 より