奥野健男文芸時評

書誌事項

奥野健男文芸時評

奥野健男著

河出書房新社, 1993.11

  • 上巻 1976-1983
  • 下巻 1984-1992

タイトル読み

オクノ タケオ ブンゲイ ジヒョウ

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内容説明・目次

巻冊次

下巻 1984-1992 ISBN 9784309008684

内容説明

性の見せ物一座にくわわった親指ペニスの運命は?異色の長篇。
巻冊次

上巻 1976-1983 ISBN 9784309008707

内容説明

1976〜1992、日本文学史上、まれに見る激動と混迷の時代を、“定点観測”の視座より強靭に見据え続けた十五年半の軌跡。

目次

  • 新しい言文一致体の試み 村上龍『限りなく透明に近いブルー』ほか
  • 男女の極限的な姿 島尾敏雄『死の棘』ほか
  • 初老の男の衰愁と虚無 立原正秋『昼の月』ほか
  • 戦後文学に占める重さ 〈追悼・武田泰淳〉ほか
  • 人生の“苦さ”しみじみ 尾崎一雄『誰でもさうなのか』ほか
  • 都会の孤独感を鋭く 津島佑子『草の臥所』ほか
  • 奔放な性と南国の風土 中上健次『枯木灘』ほか
  • すぐれた文学作品 平野謙『わが病状記』ほか
  • 孤児・川端の内部に迫る 臼井吉見『事故のてんまつ』ほか
  • 思想と感覚の自由な表現 吉増剛造『揺籃』ほか〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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