ヨーロッパ辺境紀行
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ヨーロッパ辺境紀行
恒文社, 1993.11
- タイトル読み
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ヨーロッパ ヘンキョウ キコウ
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内容説明・目次
内容説明
ピレネー山脈の向こうへ、バルカン半島の諸国へ、ヨーロッパとアジアの狭間のイスタンブールへ。文化は田舎にこそ色濃く残ると主張する著者が、ヨーロッパの周縁部をめぐり、キリスト教の照射をあびて生きる素朴な人びとの生活と風物、それぞれの土地の文化と風土を訪ねたユニークな紀行集。パリでもローマでもロンドンでもない、もうひとつのヨーロッパ。
目次
- 生から死へのきざはし—遍歴のエロス・タナトス
- カマルグの黒い聖女—ジプシーを誘う海の聖マリー教会 フランス
- 虐殺の島ヒオスへ—ドラクロワの謎を求めて ギリシア
- 奇蹟の泉いまなお—八月十五日のルルド フランス
- 死の町に流れる風の挽歌—中世都市ミストラス興亡史 ギリシア
- アンダルシア・冬の幻想—ロシオ聖母教会の“夏” スペイン〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より