戦後死刑囚列伝
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戦後死刑囚列伝
宝島社, 1993.11
- タイトル読み
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センゴ シケイシュウ レツデン
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戦後死刑囚列伝
1993
限定公開 -
戦後死刑囚列伝
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内容説明・目次
内容説明
時代を反映した死刑囚23人の壮絶な人生。刑死、獄死、恩赦、冤罪…。徹底的調査と門外不出の資料をもとに書き下ろした迫真のドキュメント。
目次
- 1 戦争 兵役で知った性への異常心理 小平義雄
- 2 恩赦—戦争の混乱で消えた公判記録 佐々木喬司
- 3 少年—「死」を恐れないたった十数年の人生 伊藤幸治
- 4 逆転死刑—“愛人”に裏切られた宿怨殺人の顛末 古屋栄雄
- 5 弁護放棄—被告に“死刑判決”を下した弁護人 三枝賢・大西克己
- 6 一票の差—生死をわけた最高裁長官の“死刑支持” 竹内景助
- 7 境界線—類似犯罪の判決は片や死刑、片や無期 津田暎
- 8 自白—最高検察庁を動揺させた“秘密通信” 羽賀竹男
- 9 誤殺—兄の身がわりに処刑台に立った弟 古川高志
- 10 差別—ライ病患者への偏見が事件の出発点 藤本松夫
- 11 獄中訴訟—処刑場をみずから現場検証した訴訟魔 孫斗八
- 12 生贄—「世論」も支持する極悪非道人の処刑 栗田源蔵
- 13 死刑志願—騒音問題が引き金となった自殺目的の殺人 大浜松三
- 14 模範囚—死刑執行の現場を記録した録音テープ 大谷高男
- 15 脱獄—逃走十一日におよぶ戦後最大の脱獄劇 菊地正
- 16 自殺—国家の手になる「死」を拒否した誘拐殺人犯 山川真也
- 17 発狂—残してきた子を思う精神的葛藤の結末 山本宏子
- 18 獄中歌人—処刑前夜、安らかに最後の投稿歌 千葉覚
- 19 獄中結婚—信仰により出会った“金網越し”の愛 山口清人
- 20 執行命令—一度に二十三人の刑執行にサインした法相 奥野清・岩崎治一郎
- 21 時効—戦後日本の死刑制度を象徴した男の死 平沢貞通
「BOOKデータベース」 より