歴史学再考 : 生活世界から権力秩序へ
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歴史学再考 : 生活世界から権力秩序へ
日本エディタースクール出版部, 1994.1
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レキシガク サイコウ : セイカツ セカイ カラ ケンリョク チツジョ エ
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注記: 各章末
Description and Table of Contents
Description
人間科学全体に関わる今日的問題を、歴史家と歴史学も回避して通るわけにはいかない。それを最も顕著に受け止め、研究に反映してきたのはアナール派であるが、著者はその出発点から最近の動向までを的確に分析し、独自の問題意識から新たな歴史学の概念と方法を提言する。
Table of Contents
- 参照系としてのからだとこころ—歴史人類学試論
- ソシアビリテの歴史学と民族
- ある農村家族の肖像—アンシアン・レジーム下の「家」をめぐって
- メタファーとしての家族
- マルク・ブロックと歴史社会学
- ムーヴレ先生と歴史家の精神
- 心性史の領域—R・マンドルー『民衆本の世界』について
- セクシュアリテを見る眼—J・L・フランドラン『性の歴史』に寄せて
- ブローデルの世界
- アナールの現在
- 歴史の旋回・歴史学の転回—R・シャルチエ『書物の秩序』を読む
- 系の歴史学と読解の歴史学
- 読解の歴史学、その後
- ミクロストリア・マクロストリア
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