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主題と方法 : イギリスとアメリカの文学を読む

平善介編

北海道大学図書刊行会, 1994.2

タイトル読み

シュダイ ト ホウホウ : イギリス ト アメリカ ノ ブンガク オ ヨム

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注記

平善介先生退官記念論文集

内容: まえがき(平善介), 第1部「近代初期の英文学」(「クリセイデの心変わりと語り手の弁護」-「女性に触れるということ」), 第2部「十九世紀の英米文学」(「「クブラ・カーン」における異質な描写の併存について」-「アメリカのガイ・フォークスたち」), 第3部「二十世紀の英米文学」(「読むことの権威についての二つの寓話」-「出口なき探求」), あとがき(簗田憲之), 執筆者紹介

収録内容

  • クリセイデの心変わりと語り手の弁護 / 時崎弥生 [執筆]
  • 『お気に召すまま』における性の政治学 / 佐々木和貴 [執筆]
  • シェイクスピアの喜劇における人間を先行詞とする関係代名詞Whoseとその相当表現Of-属格について / 水野政勝 [執筆]
  • 子どもの死 : ベン・ジョンソンの二篇のエピターフ / 平善介 [執筆]
  • 新しいジャンルの試み : ジョン・ダンの三篇の「聖歌」について / 本堂知彦 [執筆]
  • 『サムソン・アゴニスティーズ』のサムソンについて / 亀廼井茂勝 [執筆]
  • 「他者」の視点から見た『ガリヴァー旅行記』の構造 / 森泉弘次 [執筆]
  • 手紙の小説、『クラリッサ』 / 丸川桂子 [執筆]
  • 女性に触れるということ : 『センチメンタル・ジャーニー』の道徳性について / 吉川弘一 [執筆]
  • 「クブラ・カーン」における異質な描写の併存について / 西川克之 [執筆]
  • 誘惑する「黒いクレープ」 : 「ヴェール」と「マスク」の区別をめぐって / 木村信一 [執筆]
  • 『嵐が丘』の倒叙法 : 記号論的解読 / 嶋茂幸 [執筆]
  • クリスティナ・ロセッティの「夢の国」における魂の眠り : 前千年王国論と類比 / 滝口智子 [執筆]
  • 勉強部屋のアリス / 三村明 [執筆]
  • ペイターの距離感覚 / 森岡伸 [執筆]
  • 「黄色い壁紙」と名前のない女 / 宮下雅年 [執筆]
  • アメリカのガイ・フォークスたち / 石堂哲也 [執筆]
  • 読むことの権威についての二つの寓話 / 土永孝 [執筆]
  • 虚構に生きる : マライアの自己欺瞞 / 谷詰則子 [執筆]
  • W.B.イェイツ論 : 塔の思想 / 川上武志 [執筆]
  • ロレンスと社会 : 自我の確立を求めて / 石田洋至 [執筆]
  • D.H.ロレンスの小説形式について : 神話への傾斜 / 簗田憲之 [執筆]
  • ユージーン・オニール : リアリズムと反リアリズムの間の揺らぎ / 伊藤章 [執筆]
  • 語り=騙りの演劇 : 『ガラスの動物園』試論 / 山下興作 [執筆]
  • ロバート・ブライとカビール / 野坂政司 [執筆]
  • 出口なき探求 : P.オースターの「ニューヨーク三部作」をめぐって / 本城誠二 [執筆]

詳細情報

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