現代の比較文学
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書誌事項
現代の比較文学
(講談社学術文庫, [1114])
講談社, 1994.2
- タイトル別名
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現代比較文学の展望
- タイトル読み
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ゲンダイ ノ ヒカク ブンガク
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注記
「現代比較文学の展望」 (研究社出版 1972年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
個性豊かな比較文学の研究者達が、自らの研究テーマに即して西洋と日本の文学や思想、芸術が抱える諸問題に照明をあて、さらに和洋両文明の接触や衝突などを具体的に論考。また外国の比較文学者との対談、大胆な解釈による文献紹介を併せ収めるなどさまざまな視点から日本の比較文学のあり方を考察。意欲的なテーマと内容で比較文学の可能性を探り、その多彩で実りある発展の道をひらいた刮目の書。
目次
- 比較文学の視野—ホイットマン的文学の系譜
- 影響と選択—サンタヤーナとエリオットのゲーテ観
- 芸術運動の位置と形態—ドイツ表現主義の場合
- 材源研究の意味—芥川龍之介・里見〓・その他
- 知的刺戟の一様相—鴎外の『金毘羅』とゾラの『ルルド』
- 非西欧世界の「西欧化」運動—夷狄の国への冒険者たち
- 文学を「比較」することの意味—構造への志向こそ窮極だということについて
- 対談 比較文学の問題と展望
- 参考文献—日本における最近三十年間の成果を中心に
「BOOKデータベース」 より