カント解釈の基本問題 : その人間学的還元
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カント解釈の基本問題 : その人間学的還元
法政大学出版局, 1994.1
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カント カイシャク ノ キホン モンダイ : ソノ ニンゲンガクテキ カンゲン
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内容説明・目次
内容説明
カントをいかに解釈し、彼といかに対決するかは、哲学する者の避けられない課題である。新カント派からハイデッガー、ディルタイに至る解釈を検討し、彼の遭遇した現実問題を根底に据えて、人間学への還元を模索する。日常的・人間的立場の哲学を目指して、思索し続けた碩学の遺著。
目次
- 1 カント解釈の問題と哲学的立場
- 2 カント哲学解釈の変遷
- 3 ハイデッガーのカント解釈
- 4 カントの遭遇した現実問題
- 5 『単なる理性の限界内の宗教』とその道徳的意義、道徳と宗教
- 6 カント哲学の日常的人間的立場 啓蒙主義の超時代性 理性主義と永久平和論
- 7 カント哲学のディルタイにおける発展 人間本質の亀裂と統一
- 付論(愛書—ヨーハン・ゴットフリート・キーゼヴェッターのことなど;カント体験;カントと私;カントとドイツ観念論の人々と私)
「BOOKデータベース」 より