日本は自らの来歴を語りうるか

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日本は自らの来歴を語りうるか

坂本多加雄著

筑摩書房, 1994.2

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ニホン ワ ミズカラ ノ ライレキ オ カタリウルカ

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内容説明・目次

内容説明

脱亜論、士族民権、平和主義、世界史の哲学など、近代前半期の日本の国際認識と国民的アイデンティティー探求のなかに、現代日本を導く新たなビジョンの可能性を探る。

目次

  • 1 「万国公法」と「文明世界」—戦争と平和をめぐる日本の対外観の系譜
  • 2 福沢諭吉「脱亜論」をどう読むか—明治期の「日本異質論」をめぐって
  • 3 中江兆民『三酔人経綸問答』再読—「理想主義」と「現実主義」のあいだ
  • 4 民主主義・市民・愛国心—フランス革命と自由民権運動
  • 5 「日本の時間」と「世界の時間」—大杉栄における「瞬間の充足」
  • 6 徳富蘇峰と戦後日本—反時代的考察の行方
  • 7 日本は自らの来歴を語りうるか—「世界史の哲学」とその遺産

「BOOKデータベース」 より

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