時の美学 : 『魔の山』の構成時間とその受容

書誌事項

時の美学 : 『魔の山』の構成時間とその受容

武井勇四郎著

法政大学出版局, 1994.4

タイトル別名

時の美学 : 魔の山の構成時間とその受容

タイトル読み

トキ ノ ビガク : マ ノ ヤマ ノ コウセイ ジカン ト ソノ ジュヨウ

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内容説明・目次

内容説明

トーマス・マンの長編小説『魔の山』は、綿密に構成された〈時の小説〉である。その小説技法と構成された時間世界を精細に分析するとともに、同書を読むことによって享受される〈美的な時間〉、すなわち読者の〈生きられる時間〉の位相を探究して、独自の〈時の美学〉を提唱する。

目次

  • 第1章 時の小説(語り手の性格と自然時叙法;カストルプの時間感覚と語り手の時間見解;「眠り人」の夢と夢叙法)
  • 第2章 構成時間(ライトモチーフ叙法と対位叙法;時の錬金術と文学的虚構時間)
  • 第3章 読書の美的時間性(読書の魔境と時間意識;時の美学)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN10694218
  • ISBN
    • 4588490125
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    viii, 316p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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