蜘蛛女のキス
著者
書誌事項
蜘蛛女のキス
劇書房 , 構想社 (発売), 1994.2
- タイトル別名
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El beso de la mujer araña
Kiss of the spier woman
- タイトル読み
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クモオンナ ノ キス
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内容説明・目次
内容説明
これは映画化もされたマヌエル・プイグのベストセラー小説『蜘蛛女のキス』の、作者自身によって劇化された台本である。刑務所の小さな監房という脱出不能な空間に男が二人閉じこめられている。一人は若いブルジョワ育ちの革命家。もう一人は母親想いの中年のホモの男。その境遇においても思想においても、極めて異なる二人の男の、孤独で退屈な時間を取り持つのが、映画の話である。作者は映画の話を起点に、二人の男を巧みに愛に導き、別れと死を用意する。そして観客はその2人の間に流れた、魅力的で不思議な、豊かな時間を体験する。
「BOOKデータベース」 より