書誌事項

二重の基準論

松井茂記著

有斐閣, 1994.5

タイトル読み

ニジュウ ノ キジュンロン

電子リソースにアクセスする 全1

大学図書館所蔵 件 / 172

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

「二重の基準論」は、一般に表現の自由を中心とする精神的自由と経済的自由を区別し、前者の制約について後者の制約よりも厳しい司法審査を適用する理論のことを指すものと理解されている。表現の自由などの精神的自由の「優越的地位」を認める理論だとも言われている。本書は、まず二重の基準論が定式化されたと考えられているアメリカの判例理論を検討する。そして、二重の基準論の受容を主張する日本の学説を検討し、アメリカの二重の基準論が適切に理解されているのか、日本で承認されるべきだとされる二重の基準論とは何か、それを承認すべき論拠は何か、二重の基準論を承認した場合どのような結論が導かれるのかを検討する。

目次

  • 第1部 アメリカにおける二重の基準論(二重の基準論の起源;二重の基準論の形成;二重の基準論の確立;二重の基準論の現在;二重の基準論を巡って)
  • 第2部 日本における二重の基準論(日本における二重の基準論の受容;日本における二重の基準論理解の現在;日本の二重の基準論の再検討;二重の基準論の再構築に向けて)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN10847385
  • ISBN
    • 4641031916
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xi, 359, iiip
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ