春の砂漠
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春の砂漠
(文春文庫)
文藝春秋, 1991.3
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- タイトル読み
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ハル ノ サバク
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784167168506
内容説明
英文学者の父の連れ子である長女・鏡子は一流商社マンの妻で、華やかな美女。母の連れ子の次女・香代は服飾デザイナー、妖しい魅力の持ち主だ。三女の秀は両親の実子ゆえ姉に気を遣う、心優しき女性。マルタ島で彼女達と出会い、モロッコへと旅を続けた青年医師・楯俵介は、三姉妹の歪んだ愛憎劇の渦中にいつしか巻き込まれていく。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784167168513
内容説明
鏡子は夫・頌一郎と妹・香代の不倫の現場を目撃し、思いつめていた。その矢先、頌一郎が自殺を図る。一方、俵介と理想的な家庭を持ったはずの秀であったが、香代の誘惑に乗った夫に、夫の親友に惹かれていく自分に気づき、夫婦の仲が終わりに近いことを感じていた。俵介には、三姉妹の本当の胸の内がどうしても掴めなかった。
「BOOKデータベース」 より