持統天皇と藤原不比等 : 日本古代史を規定した盟約

書誌事項

持統天皇と藤原不比等 : 日本古代史を規定した盟約

土橋寛著

(中公新書, 1192)

中央公論社, 1994.6

タイトル読み

ジトウ テンノウ ト フジワラ フヒト : ニホン コダイシ オ キテイ シタ メイヤク

注記

年表: p151〜157

内容説明・目次

内容説明

686年9月、天武天皇が崩御する。〓野讃良皇后(後の持統天皇)は草壁皇太子の即位を保留し臨朝称制する。そして翌十月、大津皇子が謀叛の廉で処刑される。その裏には持統天皇の、天武嫡系の皇子による皇位継承をという強い意思があり、藤原不比等との間に盟約を結び協力体制を組む。不比等は何を意図して協力体制を組んだか。本書は盟約の内容と協力体制の歴史上の展開を追い、河内安宿に繋がる人脈を説き、古代史の謎を解く。

目次

  • 第1章 吉野宮の誓約と大津皇子の謀叛
  • 第2章 持統天皇と藤原不比等の盟約
  • 第3章 「藤原宮」の宮号の由来
  • 第4章 「藤原宮」讃歌
  • 第5章 「飛鳥」と「藤原」
  • 第6章 河内安宿につながる女性人脈—「橘」をめぐって
  • 第7章 藤原不比等と河内安宿

「BOOKデータベース」 より

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