ニッポン合衆国
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ニッポン合衆国
(角川文庫, . 不思議の国ニッポン / ポール・ボネ〔著〕||フシギ ノ クニ ニッポン ; vol.14)
角川書店, 1989.7
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ニッポン ガッシュウコク
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内容説明・目次
内容説明
ついに日本は、ここまできた。資本主義の極致である、利潤追求の自由はもとより、予想もしなかったことながら、共産主義の理想像である“階級なき社会”さえが、いま、この日本で実現しつつある。西欧世界が、300年の歳月をかけて築きあげようとした社会が、である。ただし、とムッシュ・ボネの言葉が続く、この指摘が、ずんと胸に響く。「原則なき」「金さえあれば」と論証されると、現実の日本社会の不合理さを、いっそう思い知らされる結果となる。
目次
- 1章 不思議の国ニッポンの10年(英語コンプレックス;カメラの光と影;使い捨て文化;コンピュータと子供たち;野球選手と大学;エッフェル塔と筑波博 ほか)
- 2章 富める国の憤ましい人々(一パーセントという名のひも;税率82パーセント;間接税がなぜ悪い;国の責任;旅は買物;一パーセント教の平和 ほか)
- 3章 東は東、西は西(日本はアジアか;野球と非関税障壁;貧乏と孤立感からの解放;今朝の日本と同じだよ;靖国問題と外交 ほか)
- 4章 ニッポン・飽食の時代(鎖国とラーメン;受験弁当;レストラン民主主義;フランスワインをどうぞ ほか)
「BOOKデータベース」 より